問題 15 (30,40,30,50)
この問題は「問題11:ラングレーの問題」を少し回転したものです。すなわち、問題11の問題になりますが、数学で問題の逆って以外にムズカシクなることがあります。 |
今回も 40+50=90 より「定理4」を使ってみます。
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[解答]
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∠DBC+∠ACD=90°で(上図) 「定理4」から△DBCの外心Fは AC上にあり、∠CBF=30°のとこ ろ。BAの延長線と外接円の 交点をHとして角度を調べると △FCD,△FBC,△FBD, △FBH,△FHDは底角が それぞれ、50°、30°、10°、40° 60°の二等辺三角形になっている。 とくに△OFDは正三角形より FD=DH,∠AFH=∠HFB−∠AFB=40° 二等辺三角形AFHより AH=AF 以上から四角形HAFDは「たこ形」で ADはその対称軸 ∠HDA=∠FDA=30 ∠ADB=∠ADFー∠BDF=20° 答え 20° |
[別の解答] |
上図において △ABCの外心をF、 CFとBDの交点をGすると(↓図) △ABFは正三角形で、直線BDは これの対称軸になり、 ∠GFB=∠GAB=20、 ∠FGD=∠AGD=50 ∠ACD=50 より 四角形AGCDは円に内接するので、 ∠ADB=∠ACG=20° 答え 20° |