問題 6 (20,30,30,40)










[中学生へ]下の「定理2」も教科書にありませんが、中2のワーク、
         参考書には載っています。知っていた方が
         円周角の角度の計算問題に便利です。


[解答]

 

  辺BAと辺CDの延長線の交点をFとする。
  ∠BFC=60、二等辺三角形EBCの
  ∠BEC=120 から点Eは
  △FBCの外心になる。
  その半径EB=EFから
  二等辺三角形EFBより ∠EFB=20
  また、∠BFC+∠AED=180 から
  「定理2」より
  四角形FAEDは「円に内接する四角形」
  その円周角より、∠AFE=∠ADE=20

  
                    答え 20°

[定理2]

 四角形ABCDが円に内接する
  (円周上に4つの頂点がある)とき、
   対角の和は180°、すなわち、
 ∠DAB+∠DCB=180°が成り立つ。

  逆に、対角の和が180°ならば、
  四角形ABCDは円に内接する四角形
  すなわち、4つの頂点を通る円がある。
   このような四角形を
   「円に内接する四角形」といい、
  この円は四角形の外接円といいます。
 
 [類題]
     (10,30,30,50)   答え 10°